羽毛布団~日頃のお手入れ編

こんにちわ!城山家具 WEB担当 杉山です。先日、フランスベッド社羽毛布団勉強会に参加してきました。
その中で、自身で身近に感じ、普段頻繁に目にする光景で気になっている「羽毛布団の日頃のお手入れ」について、簡単にまとめてみました。

そもそも、羽毛布団は《天日干し》はして良いのか?疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

答えは、日干しもできます。
しかし、側生地・羽毛を傷める可能性があるので、重要ポイントをしっかり押さえておく必要性があります。

ポイント

羽毛布団は吸湿・発散性に優れているため、綿布団のように頻繁に干す必要はありません。
月に1~2回程度で十分です。干すことで中の空気がふくらみ、ふんわり感が増します。また、日干しすれば日光消毒にもなります。

日干し

天気の良い乾燥した日、すなわち『湿度の低い日』に干してください。
ダウンボールは、膨張・収縮をします。通気をするので、湿度が低い日に干す事でお布団内の湿気もとれます。
晴れていても、雨の日の翌日は前日の湿気が残っているので避けましょう。
福岡県内でも、海沿いにお住まいの方も少なくはありません。海沿いともなると、その湿気たるや大変ですよね。
ふとんを干せない環境の方は、椅子などで布団を浮かせて、エアコンを除湿に設定(又は暖房)下から扇風機などで風を送り込むだけでも効果があります。

ベストな時間は『午前10時~午後2時』です。
朝夕は、お天気の良い日でも、一日の中で湿度が高い時間帯です。
何度もふれておりますが、羽毛布団は通気(呼吸)をします。
一日の中で、比較的安定した湿度が保てるのが『午前10時~午後2時』です。この時間帯の中で、片面約1時間ずつ日干ししましょう。

羽毛布団の側生地は、とてもデリケート。
日干しの時は、必ずカバーを掛けてください。紫外線による側生地の傷みを防止できます。
また、黒い布を掛けることにより、熱の吸収が良くなり、布団表面についていたダニを殺す効果があるとも言われています。
※シルクの側生地は、長時間日光に当てると紫外線を吸収し変色するため、日干しは避けましょう。

ふとん叩きでパンパン!これはNGです。
ふとんたたき

布団内のダウン、側生地を傷めます。やさしくなでるようにホコリを払ったり、ブラシで払いましょう。
これだけではホコリが気になる!という場合は、両面掃除機をゆっくり・丁寧にかけてください。
布団用掃除機なども普及していますが、吸引力が強いものは避けてください。側生地破損の原因となります。ご注意ください。

ベッドご検討の方にお話を伺うと、ほとんどの方が「掛け布団は羽毛布団を使用しています」とお答えいただきます。
百貨店・専門店・量販店・通信販売…現代では、様々なところで購入できる商品です。
お手持ちの布団取扱い表記を今一度、ご確認いただき「羽毛布団の日頃のお手入れ」をされてはいかがでしょうか。

城山家具では、国内一貫生産・確かな品質の羽毛布団をご提案いたします。

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